イベントの詳細 |
「自然を考える釣り人の会」の釣り人と、その家族が集い、重地大池の雑魚と里山の植物観察を行います。宿泊施設は観察公園内のバンガローです。地元の方にガイドをお願いし、地元の方たちとの親睦を深めながら山の幸をその夜、食べる分だけ採取させていただき、夕食時、調理して味わいます。子供たちもいますので、自然に触れながら外来生物、ブラックバスのことも学習します。 20日、信濃川水系にて野外観察。中魚沼漁協の理事、小林彰さんと総代の滝沢貞雄さんの案内により、堰堤を壊し、魚が遡上できる川に戻しているという現場を観察。大淵ではブラックバスが生息し、放流したアユなどを食べてしまうため、釣果がめっきり悪くなり、問題になっているという。また、多くの池にブラックバスが生息し、昔のままに状態に残っている池はわずかだとか。
翌、21日、そのひとつの池で観察会を行う。確認できたのは、ヌカエビ、シナイモツゴ、マルタニシ、ゲンゴロウ、ヤゴ、ミズスマシ、モリアオガエル、サンショウウオなど。非常に豊かで穏やかな日本の自然を実感した。
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