イベントの詳細 |
例年外来魚駆除釣り大会を中心に、琵琶湖の外来魚問題を啓発するための様々なイベントを開催しているのですが、今年は滋賀県が開催する「第27回全国豊かな海づくり大会」のプレイベントである湖づくりキャンペーン事業の一環としての開催でもあったため、各メディアへの宣伝も十分に行われたこともあって想定していた参加人数の倍以上の参加者があり、一部の参加者にはご迷惑をお掛けしましたが、多くの方々には終日晴天の中で様々なイベントを楽しんでいただけました。
◆外来魚駆除釣り大会
琵琶湖岸で実際に釣りをして琵琶湖の現状を知っていただくことを目的に実施。貸し竿、エサや仕掛けを無料で提供。
予想を倍以上上回る参加者があり、配布するはずの仕掛けや餌・貸し竿等が全て午前中に底をつき参加者に大変な迷惑をかけることになってしまいましたが、最終的に162.8kgの外来魚(ブラックバス5.0kg,ブルーギル157.8kg)が駆除できました。
◆釣り入門教室
初心者を対象にブルーギルの釣り方を仕掛け作りから指導しました。釣り初心者の家族連れを中心に申し込みが多く全てに対応できず、何組かの方に参加していただきました。
◆琵琶湖の幸の試食会
「外来魚が食い荒らしている琵琶湖の幸はこんなに美味しいものだ」ということを実感していただくことを目的に実施しました。
例年通り予定時間前からたくさんの方に並んでいただき、作りたてのシジミ汁やコアユの天麩羅を食べていただきました。終了時間を待たずに完食となりました。
◆地引き網体験
初の試みで、今回のイベントのために地引き網を新調しました。網を引くためにお子さん中心に50名以上の方が参加していただきましたが、残念ながら何も捕れませんでした。 ◆外来魚解剖教室
参加者の皆さんの手で釣った外来魚を解剖していただき、外来魚が何を食べているかなどを観察していただける毎年大好評のイベントです。
予定を上回る参加者があり、約30名のお子さんに参加してくれました。解剖したブラックバスの胃袋からは大きなフナやブラックバス・ブルーギルも出てきて、その都度参加した子ども達から驚きの声が上がっていました。
◆外来魚水中写真展
滋賀県立大の方々が実際に琵琶湖で潜って撮影された貴重な写真の数々を展示しました。
今年も新しパネルを展示していただき、普段見ることが出来ない水中で見る外来魚の生態や表情などを多くの方に見ていただきました。
◆外来魚生体展示
生きた外来魚と琵琶湖の在来魚を比較展示しました。特にブラックバスの稚魚群の展示には多くの人の注目を集めていました。
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